第60回 マツタケ人工栽培究極の会 令和6年6月8日の記録

今日は作業しやすい気温で気持ちいい一日です。
作業は、試験地の整備です。地掻きしてなるべく腐葉土を取り除き山の地肌を前面に出していきます。

今日の参加者は、小松さん、金子さん、関谷先生、高瀬先生、野村さん、藤田利幸さん、藤田博美さん、田中の8名です。

 

松枯れを切り倒し、ソヨゴ、馬酔木、ヒサカキなどの常緑樹を伐り倒して、伐採枝や枝葉を片付けて、腐食土を地掻きをして、地面を露出させます。

藤田利幸(黄綬褒章)社長曰く、北山杉の林を手入れして、雑木を皆伐して、蘖(ひこばえ)の萌芽を抑制する為には、6月に刈り採るのが最も効果的だそうです。

単純作業ですが、岩倉の「マツタケ復活させ隊」や岩手県の平泉でも、マツタケを出させる為に、地道に腐植土を掻き取って、鉱物質の地山を露出させています。

林床に陽が当たるようにして、貧栄養のアカマツの単純林にする事が、マツタケに良い環境を造る常套手段とされています。

   

腐葉土が深いところもあり地掻きは結構大変な作業です。
水分補給と休憩をしながら進めていきます。
お昼ご飯も山の斜面で食べます。とってもおいしいのです。山の斜面で食べるご飯!!

山の地が見えている箇所が増えてきます。

 

結構ハードでしたが、松枯れの松と広葉樹も大分切り倒し、山の地に日光が当たるようになりました。

今日はこれぐらいで仕舞います。

皆さん、お疲れさまでした。😊

第60回 マツタケ人工栽培究極の会 令和6年6月8日の記録」への1件のフィードバック

  1. 地掻き作業大変ご苦労様でした。これでM胞子着床率は確実に向上と思いますが、成否は風次第と言うのがもどかしい限りです。
     当方の左足は風船から浮腫み状態です。

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