マツタケ人工栽培究極の会
次回は令和7年4月12日(土)
北山駅集合9:30です。
新規参加者/再参加者/学生会費不用/経歴不問/千客万来
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ごあいさつ
マツタケ人工栽培の研究は、二十世紀初頭、
丹波マツタケの産地:京都から始まっています。
爾来 百有余年。
いったいどれだけの有為な人材が、これまで
マツタケの研究に心血を注いだことでしょう?
その生態の一部が解明されたとはいえ、本日現在、
マツタケの人工栽培は見果てぬ夢です。
一方で、シイタケよりも多かった国産マツタケの収穫高が、
1941年の1万2千tをピークに、
2017年39t・2019年17tと激減している事を受け、
マツタケが庶民の味だった時代を知る人達により、
各地にマツタケ人工栽培を研究課題とした団体や学校があり、
個人研究者が居ります。
その数は、日本国内だけでも、優に100を超えるのではないでしょうか?
しかし現在に至るも、マツタケ人工栽培は、
数学に於けるフェルマー最終予想のように、
若い研究者が取り組んでは、際立った成果が得られないので
研究者が「マツタケの人工栽培」をメインテーマに据えることは危険だ
と言われてきました。
研究者人生を、成果を上げられないままに、
台無しにするリスクがあるのです。
また一方でその間、 フェルマーの定理はA.ワイルズ博士が、
谷山–志村予想を経て証明に成功し、
さらに、シイタケ・ハタケシメジや大黒本しめじの
商業生産が確立されるなどのエポックがありました。
現実には、フェルマー予想を解く為に、
谷山-志村予想という先人の研究記録が土台となりました。
又、シイタケや大黒本シメジの人工栽培に於いても、
単独で一足飛びにエポックに辿り着く訳ではなくて、
やはり知見の蓄積が、難解な問題を解くカギになりました。
2017年7月に、それまでマツタケの研究をサブテーマとして
取り組んで来られた農学・林学・医学・薬学その他 各分野の
有志が集まって結成された本会(現在30名)ですが、
本ホームページの趣旨としては、
活動の記録を残すことが第一のテーマです。
そして、不問会員非会員専門家門外漢、自由闊達な知見をwebに募り、
自らのトライ&エラーを共有すること:知見の蓄積が第二のテーマです。
永遠の真理を追究する為に、有限な命を、日々の向上に注いで、
少しずつ真理に近づこうとする、マツタケ人工栽培究極の会の活動
およびこのページの記録が、真理の大海に於いて、
マツタケ人工栽培という目標に向かって着実に距離を詰める為の
海図となることを祈念して、ここにホームページを開設致します。
2019年3月28日 代表幹事 藤田博美