マツタケ人工栽培究極の会
次回予定は令和6年12月21日(土)です。
舞茸の栽培にトライします。
植物園北門9:30集合です。
その次が、新年会の予定です。
新規参加者/再参加者/学生会費不用/経歴不問/千客万来
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ごあいさつ
マツタケ人工栽培の研究は、二十世紀初頭、
丹波マツタケの産地:京都から始まっています。
爾来 百有余年。
いったいどれだけの有為な人材が、これまで
マツタケの研究に心血を注いだことでしょう?
その生態の一部が解明されたとはいえ、本日現在、
マツタケの人工栽培は見果てぬ夢です。
一方で、シイタケよりも多かった国産マツタケの収穫高は、
1941年の12,000tをピークに、2017年39t・2019年17tと激減しているのを受けて、
マツタケが庶民の味だった時代を知る人達によって、
各地にマツタケ人工栽培を研究課題とした団体や学校があり、個人研究者が居ります。
その数は、日本国内だけですが、優に100を超えるのではないでしょうか?
現在に至るも、マツタケ人工栽培は数学に於けるフェルマー最終予想のように、
若い研究者が取り組んでは、際立った成果が得られないので、
研究者が「マツタケの人工栽培」をメインテーマに据えることは危険だ
と言われてきました。
また一方でその間、 フェルマーの定理は、
アンドリュー・ワイルズ博士が、谷山–志村予想を経て証明に成功し、
さらに、シイタケ・ハタケシメジや大黒本しめじの
商業生産が確立されるなどのエポックがありました。
しかし、フェルマー予想を解く為には、
谷山-志村予想という先人の研究記録が不可欠でした。
又、シイタケや大黒本シメジの人工栽培に於いても、
単独で一足飛びにエポックに辿り着く訳ではなくて、
知見の蓄積は、必須です。
2017年7月に、それまでマツタケの研究をサブテーマとして
取り組んで来られた農学・林学・医学・薬学その他 各分野の
有志が集まって結成された本会(現在30名)ですが、
本ホームページの趣旨としては、
活動の記録を残すことが第一のテーマです。
そして、不問会員非会員専門家門外漢、自由闊達な知見をwebに募り、
先達および自らのトライ&エラーを共有すること=知見の蓄積が第二のテーマです。
永遠の真理を追究する為に、有限な命を、日々の向上に注いで、少しずつ真理に近づこうとする、
マツタケ人工栽培究極の会の活動 およびこのページの記録が、
真理の大海に於いて、マツタケ人工栽培という目標に向かって
着実に距離を詰めるための海図となることを祈念して、
ここにホームページを開設致します。
2019年3月28日 代表幹事 藤田博美