第40回 マツタケ人工栽培究極の会  令和4年4月9日の記録

いつものように晴天に恵まれ、日差しが強く車内は暑くてクーラーをつけていました。
マツタケ山の整備地に行く前にコバノミツバツツジがたくさん咲いているきれいな谷を見に行きました。

本日の作業は前回の樹幹注入の後処理、新しい整備地区の準備作業(地ごしらえ)と、3年前の整備地の整備です。
参加者は、大島先生、小松さん、才村さん、高瀬先生、野村さん、濵﨑さん、藤田利幸さん、藤田博美さん、吉原さん、そして、今回は、岩倉山の「マツタケ山復活させ隊」の瀧本さん、竹折さんと息子さん(小学校2年生)、田中の13名です。

朝のミーティングです。

ヘルメットをかぶっているのが瀧本さん、そして左が竹折さん親子
藤田博美さん、利幸さんの地ごしらえの説明
造林について、松くい虫の防除についてのプリント配布と才村さんの松枯れについての説明

藤田利幸さんが朝一に新整備地区の地ごしらえをショベルカーで事前に大まかに行っていただけていました。

樹幹注入後処理で使う穴をふさぐ粘土と穴の消毒薬です。

正常に薬剤が吸い上げられている松には穴をふさぐだけで良いとのこと。薬剤が残っている場合は、別の場所に穴をあけ、薬剤を刺しなおします。また、古い穴をふさぐ前に消毒薬を入れて穴をふさぎます。2つの整備地で樹幹注入の後処理を行います。

樹幹注入の後処理の後はお昼ご飯です。

お昼ご飯の後は地ごしらえです。

土の中にワラビの根っこがたくさんありました。その根っこを潰してワラビ粉を取り出して、わらび餅を作ることが出来るということで瀧本さん、竹折さんが一度チャレンジしてみるということでした。

地ごしらえの後は、3年前の実験場の整備です。枯れた松を抜いてマツタケ菌を接種した部分に菌糸が出来ているか確認しました。

指の先に白い菌糸のようなものがありました

マツタケ菌かどうかを高瀬先生がDNA解析で調べてくれるということです。
本日もとても勉強になる一日でした。山の斜面での作業と地ごしらえで程よい疲労感が清々しい気分にさせてくれます。
皆さま、お疲れさまでした!!

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