第43回 マツタケ人工栽培究極の会  令和4年7月23日の記録

京都では、7月17日に3年ぶりの祇園祭の山鉾巡行が開催されました。

7月16日の宵山歩行者天国も、3年ぶりに 四条通を

東行きと西行きの左側通行にロープで分けて、実施されたようです。

元々、ロープを張っていなくても左側通行だったので、

コロナ以前の自然状態と、ロープ以外 何ら変わりません。

一方で、2年半に垂(なんな)んとする新型コロナウイルスの感染状況は、

変異型のオミクロン変異株の新たな派生型「BA・5」の拡散によって

第7波の感染が爆発していて、連日のように、

感染者数が過去最高を更新 の発表があります。

 

思うに、ウィルスの方は、生き残り戦術として、

重症化率・致死率を格段に落としつつ、

極端に伝染り易く変異し、

又、コロナ専門病院も専門病棟に

肺炎になっていない軽症患者までを

テキトーに入れながら 空き病棟も適度に確保しつつ、

医療従事者や医療・医薬品業界の売り上げと併せて、

医療従事者のコロナ感染による有給休暇取得を、

一定確保するというふうに、

ウィルスと医療業界が平仄を合わせて、

生き残り戦略に作戦をシフトしたのです。

まるで、最近のコロナ事情は、

「トムと&ジェリー」のような狎れあいに見えます。

コロナウィルスと医療業界がお互いに、致命傷を与えないという、

暗黙の合意が形成されて、利害が一致しているのです。

コロナウィルスが、人類の防疫体制および防疫予算を忖度している

と言い換えてもいいでしょう。

 

 

そのような御時世に、祇園祭や地蔵盆など

やっていてもいいのか?出かけてもいいのか?

マツタケ人工栽培究極の会も、行動自粛をしなくて大丈夫なのか?

第7波は、いつピークアウトするのか?

という当然の疑問もありますが、

7月23日の例会を、無事開催しました。

この日の参加者は、

大島敏久先生、金子さん(初参加)、小松洋三さん、才村哲生さん、

関谷次郎先生、高瀬尚文先生、濱崎浩司さん、

藤田博美さん、吉原孝次さん、野村龍司の10名でした。

時々、地主の藤田利幸さんが「山でタバコ吸うなよ~」

「お~い タバコ吸うてへんやろな~」と、

軽トラで通りかかっては、トムCatのように

火の用心のお触れを叫んで、本職の杉の手入れをされていました。 

 

関谷先生の提案で、試験地のナンバリングを行いました。

  最初に培地を囲って作った 通称 広場を No.2 

2017.12.17

↓その北の、ハシゴで林道から上がる場所一帯をNo.1(平成18年~20年に盛んにマツタケが出たシロ)

↓一番奥で、高所の標高440mの尾根一帯を No.3

2021.5.15

 

 

↓その南西の標高400mの中腹一帯を No.4

2021.4.10
2020.9.12
2020.12.19
2021.5.15                  

 

 

 

↓さらにその南の標高400mの一帯で、PH調整した場所を No.5

2021.10.23

 

と決めまして 試験地は、以上の5ケ所です。

 

林野庁の活動補助金が、本会に下りることに決定したので、

毎回、この出面(でづら)の報告や、活動報告が、

補助金の使途として、会計監査の対象となります。

チェーンソーの購入費用×1/2が、補助金で 出ますが、

地代・燃料代・交通費・日当・軍手/ハサミ/鉈/鎌等の購入費用は出ません。

 

今回の作業は、

No.4 の北部分の萌芽摘み取り 及び 地搔き少々

No.5 萌芽摘み取り  及び 地搔き少々  でした。

↑のように、気温も湿度も例年の梅雨明けと比較して、厳しくなくて

風もあったので、可成りの発汗も水分摂取量も、想定内でした。

散会は、15:00

皆さん お疲れさまでした。

 

 

記:野村龍司

 

湿度は64%と高いですが、風があり、年中山火事注意です。

山主の藤田2さんは、電子タバコですが、

ニコチン中毒の藤田1さんY原さんT瀬さんら 

ジェリーMiceは、山主に忖度して TAKE CARE !

油断や狎れあいは大敵です。

御身大切に!

 

 

 

コメントを残す