第53回 マツタケ人工栽培究極の会 令和5年10月28日の記録

なんと!! マツタケ人工栽培究極の会の試験地をご提供いただいている
藤田林業 藤田利幸 様が11/3に黄綬褒章』を受賞されました!!
利幸さん、この度は誠におめでとうございます!!みんなでお祝いですね。

さて、10/28の記録です。

本日も晴天なり。さすがに山では涼しくなってきました。
今年のマツタケは降雨不足で不作ということですが、
藤田林業さんからお借りしている試験地ではどうでしょうか?

今日の作業は、マツタケの胞子を試験地に散布します。
別動隊で、藤田利幸さんのマツタケ巡りで毎年生えているところを巡ります。

本日の参加者は、小松さん、金子さん、関谷先生、高瀬先生、野村さん、吉田さん、濵﨑さん、藤田利幸さん、藤田博美さん、吉原さん、田中の11名です。

     

藤田博美さんが準備してくれたマツタケは、岩手県産・購入価格~10800円・キノコ量~100g程、㎏単価~100,000円・購入先~京都高島屋です。

今回の胞子散布用キノコを使用して530mLペットボトル換算で24本の胞子液を作成、散布します。

散布対象森林は2ヵ所、林内は未散布地に24ヵ所に散布します。

散布は、地表の腐食落葉層を除去した後、検突棒で約10cm程度穿孔し、胞子液が流下しないように全面散布します。

 

マツタケの傘の裏側のひだを細かく裂いて、近くの川から汲んできた水で薄めていきます。

   

散布用のペットボトルに分けて、散布部への印を作成します。

        

胞子水を試験地へ散布する部隊と、別動隊で利幸さんに連れられて

いつも生えている場所へ案内してもらいました!

          

しかし、残念ながら1本も出ていなかった。。。

このたび、黄綬褒章を受章した藤田利幸氏山林のマツタケ収穫量は
0本で過去に例を見ない実績となった。

今年のマツタケ発生状況は、過去最悪で発生時期も25日程度遅延して、10月末頃で終了した。

マツタケ人工栽培究極の会がマツタケ文化を生き返らせなければと強く感じました。

作業の後は、京都盆地が一望できるBBQロッジでお昼ご飯を食べました。

         

 

本日も、皆さん、作業お疲れさまでした!

そして、藤田利幸さん、黄綬褒章の受賞、おめでとうございます!!

第53回 マツタケ人工栽培究極の会 令和5年10月28日の記録」への3件のフィードバック

  1. ①今回の胞子散布用キノコは富山産○○gを使用して530mLペットボトル換算で24本の胞子液を作成、散布する。
    ②散布対象森林は2ヵ所、林内は未散布地に24ヵ所に散布する。
    ③散布は、地表の腐食落葉層を除去した後、検突棒で約10cm程度穿孔し、胞子液が流下しないように全面散布する。
    ④今年のマツタケ発生状況は、過去最悪で発生時期も25日程度遅延して、10月末頃で終了した。
    ⑤藤田利幸氏山林のマツタケ収穫量は0本で過去に例を見ない実績となった。
     ※○○gは記憶している方は挿入してください。

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