第15回マツタケ人工栽培究極の会 令和元年9月14日の記録

第15回フィールドワークは、令和元年9月14日(土)

右京区某所にて、松林の林床整備をしました。

藤田博美・藤田利幸・藤田徹・今海博文・才村哲生・伊藤・大島敏久・関谷・高瀬・柴田勝・片上功・小川清・吉原孝次・野村龍司

および

京都先端科学大学の学生さん4名(渡辺主税・納屋駿成・森輝・野原晋太郎の各氏)

の全18名でした。

↑左から、背中は藤田利幸社長・伊藤さん・今海さん

↑左から片上さん・小川さん・関谷さん・吉原さん

 

 

ソヨゴは、材が硬く緻密なので、ソロバン玉に加工したりする木ですが、♂♀異株です。

例年、高級マツタケの出る場所は、ヒノキとアカマツの混合林で、ヒサカキが所々見られます。

ヒノキの根は、アカマツの根の下を潜って伸びて行き、マツの根を押し上げるのが、

マツタケにとって良い環境ではないかと言われています。

それに対し、ソヨゴは落葉が、腐食土になった際に、マツタケに良くないといわれている(経験則)ので、

ソヨゴを、伐採しました。↓の切株は、ソヨゴです。

林床に陽が差して、一見 ”マツタケ山” のようです。

このあたりの標高は、440mだと、小川社長の高度計・気圧計が示しています。

毎回、ミニ講義のようなセッションをするようにしています

今回は、酸性雨についての質問が、小川社長からあって、

藤田徹さんから、降雨量や地下水位やPHについて、教えて頂きました。

前回の「マツタケ と マツ材線虫病 と 酸性雨には、PHについての記述もあります。

今回、吉原さんと今海さんが、久しぶりの登場で、いずれも「怪我が治ったから」だそうです。

吉原さんには「マツタケ人工栽培問題 そこに解は あるんか?」について、大変面白いという感想を頂きました。

次回、第16回は、10月19日(土)で、胞子の植菌を行います。

つまり、本物の子実体から、胞子をとって、発芽促進剤(50ppm酪酸)に溶かして、松の根元に撒く予定です。

次回予定の場所↓ピンクの目印の周囲

↑左から、今海さん、藤田博美さん、藤田徹さん、高瀬さん

 

 

 

 

文責 野村龍司

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